2017年07月18日

女の子になりたい男の子〜同性夫婦の里子〜【caso cerrado】



原告:A(女)
被告:B(女)
とする。

A「Bは私の離婚した妻です。私たちはマサチューセッツで結婚し、ある男の子:ペドロの里親になりました。引き取ったときにはすでにフェミニンな行動が目立ち、本人も女の子になりたいと言っています。10歳になった今、Bはペドロの第二次性徴がペドロの体を男らしくする前に女性ホルモンを始めるべきだと言います。私に相談もせずに勝手に医者や精神科医のもとに連れて行っていました。私はペドロが女になりたいことを否定しようとは思いませんが、ホルモン注射による体への影響を考えるとたった10歳の子にホルモン療法をするかどうかの判断を委ねるべきじゃないと思います。」

B「でもペドロは『女の子になりたい、この体は間違っている、死んでしまいたい』と言って泣いているんですよ。学校でもいじめられて。私は本当に胸が痛いです。私はペドロの将来を思ってホルモン療法を勧めているんです。もうやってくれる病院も見つけました。」

証人登場
Cとする。

C「私も昔彼女らと同じ状況にいました。私の当時13歳の息子が自分は女なのだとカミングアウトしてきたのです。しかし私は息子の話を聞かなかった。そして息子はそのまま自殺をしたのです。5年前のことです。その経験があるから私はここに来ました。どうかトランスジェンダーの子を持つ全ての親御さん、子どもの話を聞いてあげてください。子どもの話を蔑ろにしないでください。私の子のように自殺してしまうかもしれないんです。Aはそれを分かってない。」

証人登場
(Dとする)
でも特に大切なこと言ってない

専門家登場
(E、Fとする)

E、F「たしかに早いうちからホルモンを打つと体の性の成長を抑制することができ将来望む性として生活しやすくなる可能性(=パス度)が上がりやすくなるが、基本的にホルモン療法は大人に行っているものであり、大人でも副作用、リスクはあるが子供の場合どのような副作用やリスクがあるのかまだ分かっていない。商売としてやっている病院もあるのだろうが、お勧めできない。」

ペドロ登場(髪短い、男の子のような服装)

裁判官ポロ「女の子になりたいの?ペドロ以外の名前ある?」

ペドロ「女の子になりたいけど女の子になりたいわけじゃなくて、女の子でいたい(=おそらく身体的に女になりたいというより女として行動したり見られたりしたい)の。ラウラって呼んでほしい。」

以下ラウラ

ラウラ「20歳をこえたら性転換して私と同じような状況の性別を換えたい人を手助けしたい」

ポロ「学校はどう?」

ラウラ「いじめられるの…」
ラウラ泣く

ポロ「あなたはとても美しくて価値のある女の子だよ。大丈夫。」

ポロ「判決を言い渡します。ホルモン療法はもっと大きくなってから。今あなた方にできるのは女の子のように振る舞えるようにしてあげること。女の子用の服、靴、おもちゃなどを買ったり、自助グループに参加したり。」

B「でもそんなグループないんですよ、難しいんです。」

ポロ「ならこの番組、caso cerradoで作りましょう。」


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posted by ヤナ at 12:48| Comment(0) | caso cerrado | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

双子の姉妹のせいで全てを失った【caso cerrado】


原告:ペドロ
被告:ガブリエラ、ダニエラ(双子)

ペドロ「彼女たちには一生僕の人生にかかわらないでほしい。その上で、彼女たちがしたことのせいで僕が失ったものに大して少なくとも1万ドル払ってほしい。
説明します。11年前、僕がコロンビアにマイアミから旅行に行っていたとき、雨の中バスを待っていたら赤ちゃんの泣く声が聞こえました。見ると、おむつをしているような赤ちゃんが2人捨てられていました。外国で旅行中にこんなことが起きるなんて思いません。2人を警察署に届けたあと、心配からこの赤ちゃんたちがその後どうなったのか連絡するように警察に頼みました。警察は里親に引き取られたことも伝えてくれましたし、その里親と僕はきちんとコミュニケーションもとっていましたし、5年前には彼女たちに会いにも行きました。とてもいい家族です。しかし1年前、彼女たちがアメリカに化粧の勉強をしに行きたいと言い、ちょうど美容関係の学校を私は経営していたのでそこに入れることにしました。ビザの代金も全部私が払いました。その学校とは別に私はバーの経営者の一人でありそこでイベントをよくやっていたので、彼女たちに化粧を通してその手伝いをしてもらっていました。ある日彼女たちは客のフリをしてバーに入り警察に電話し、警察が調べたところたまたま客の中に身分詐称された身分証明書を持っている人がいたためにバーを閉じなければならなくなりました。他の経営者からは僕のせいでバーを畳まなければならなくなったと言われ金を払うよう言われました。そのとき僕にはお金がなかったので、美容学校を売りました。
でもそのお金でも足りなかったんです。だから尚更彼女たちは私にお金を払うべきです。そう言うと彼女たちは私の家の前で私に関するネガティブな宣伝をし始めました。証拠映像があります。」

証拠映像(家の前の歩道で彼女たちが座って抗議しており、ペドロと言い合いをする)

ダニエラ、ガブリエラ「むしろ私たちはペドロに5万ドル払ってほしいんです。
ペドロに私達の命を救ってもらったことは感謝しています。でも私たちは勉強しに来たのに、美容学校でやったことはYouTubeで動画を見せられたことぐらいです。あとは掃除だけ。バーでやらされたことだって化粧ではなく掃除です。嘔吐物を片付けさせられたり床掃除をさせられたりしてたんです。また性的な服を着させられました。証拠写真があります。」

証拠写真(黒のスポーツブラのようなものに白いズボン(ただしズボンの長さはわからない)。お腹、胸元が見えている。女性のスポーツ選手とかがしてそうな格好。)

ガブリエラ、ダニエラ「こんな格好させられて働かされて、お金も払ってくれないし…」

裁判官ポロ「学生ビザだとお金もらっちゃ駄目なんだよ」

ペドロ「彼女たちは僕の家に住んで食べ物も携帯も僕が2人分払ってる!」

双子「私たち携帯持ってないですよ。親ともアメリカに来てから一度も連絡取れてません。ペドロが取らせてくれないんです。
例の夜、私たちは掃除のためにVIP部屋に行きました。VIP部屋は金のある人が使えるので何をしてもいいんです。そこでちょっとした火事があったのでその掃除をしなければならなかったのです。そこにはドラッグがたくさんあったしセックスしてる人もいたし私達より幼い子どももいました。ひどく嫌な空間だったのでできるだけ早く掃除し終わり出ようとすると、そこにいた奴の1人が私の姉妹に馬乗りになろうとしました。私達を彼らの仲間だと思ったようです。2人で急いで逃げ出しました。今までの人生でこんなことがあったことがないのでとてもびっくりしました。私たちは警察に電話しました。ここに警察による証明書があります。」

証明書(ドラッグ、身分書詐称による未成年者の入店など)

証人喚問

双子の証人(ホセ)「僕はペドロのバーで働いていたことがあり、僕の彼女が双子と同じペドロの美容学校に通っていました。彼女にもにも似たようなことが起きたんです。彼は彼女を学生ビザで呼び寄せ、学校で習っていないことをバーで無賃金でやらせ、それに抗議するとビザを剥奪し国に帰したんです。」

ペドロの証人(マリ)「私はペドロの住んでいる家の所有者です。ペドロは15年間欠かさずしっかり家賃を払ってきましたし、隣人とも仲良くしておりなんの問題も起こしませんでした。しかしちょうど双子が来たときから、彼は家賃を払わなくなりました。なので私はペドロに家賃を払うために双子を国に帰すよう頼んだんです。」

専門家1「彼女たちのビザの場合、6ヶ月の勉強のあとその勉強に関連した実践的な仕事の許可を求めることができます。このビザは勉学終了とともに切れるので現在彼女たちは違法滞在しているということになります。」

裁判官ポロ「(双子に向かって)村出身で都会のことわからない〜みたいに言うけど、そんなこというなら都会に出てこないで一生村にいれば?ペドロはあんたたちの命救ってくれたんだよ?しかもあんたたちのためにお金まで使ってさ?
判決を言います。
今すぐ双子の親を呼んで、コロンビアに送り帰しなさい。5万ドルなんてもっての外!これにて閉廷!」


これさあ〜納得いかねえ〜
双子勝つやろ普通〜
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posted by ヤナ at 23:47| Comment(0) | caso cerrado | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

彼氏の父親の子を妊娠した【caso cerrado】


前の記事で「caso cerrado面白いよ」って言ったけど参考にできるものがないとわからないと思うので昨日観た回をなんとなく要約します。
私のスペイン語能力で7,8割理解したやつだから間違っているところあったらすいません。ご了承ください。

***

動画タイトルは「彼氏の父親の子を妊娠」だったはず。

原告:アマンダ
被告:カルロス

アマンダ「カルロスに私のお腹の子を認知してほしい。お金も仕事も何もないから助けてほしいし、彼にはその義務がある。なぜならこの子は彼の子どもだから。
私とカルロスは同じ区域に住んでいて、幼馴染です。私は小さい頃からカルロスが好きで、初めての人はカルロスにしようと心に決めていて、貞操を守ってきた。最初はカルロスは私に興味を示さなかったが、あるときからだんだん仲良くなり、体の関係を持つようになった。私はカルロス以外の人とセックスしていないので、この子は絶対にカルロスの子だ。」

カルロス「その子の父親は僕ではありません。僕は誰とセックスするときもいつもコンドームを使っていますし、汚い話ですが、事後に使ったコンドームに息を入れて膨らませ、破れていないか確認しているんです。もちろんアマンダとしているときも避妊に失敗なんてしていませんでした。」

アマンダ「でも私DNA鑑定してもらった結果を持ってきています!」

専門家1登場

専門家1「まず先に言っておきますが、今回のDNA鑑定は胎児とのDNA鑑定ということで、簡単にできるようなものではありません。今回のケースに限ってのものであり、一般の方はできません。
DNA鑑定の結果、カルロスがアマンダのお腹の子どもの父親である可能性は、0%です。」

会場ざわつく

アマンダ「そんなはずない!私はカルロス以外とセックスしてないんだから!鑑定結果をすり替えたりしたんでしょ!」

カルロス「だから言ったろ、俺の子どもじゃないんだよ!」

証人喚問によりアマンダの証人:ペドロ入室
ペドロはカルロスの兄弟である。

カルロスがしきりに「帰れ!」やら「こいつを締め出せ!」「あのことはこんな大衆の前で話すべきじゃない!」とカルロスの話を遮る。

ペドロ「僕はアマンダを応援するために来ました。
僕はアマンダのことを昔から愛しています。でもアマンダは僕の兄弟:カルロスのことが好きなので何もアクションを起こさないでいた。彼らが体の関係を持っていたことも知っています。
あるとき、僕達の家でパーティーを開きました。その時、僕たちは飲みすぎていて、アマンダもかなり酔っていました。カルロスが酔っているアマンダを部屋に連れ込み、僕にこう言いました。「お前昔からアマンダのこと好きだったろ、ちょうどいいから今ヤっちまえよ。せっかく俺がお膳立てしてやってるんだぞ!」。僕は好きな人にそんなことできないと拒否しました。そこに父がやってきました。父もかなり酔っていて、僕が彼女とセックスしないなら父がすると言って部屋に入っていきました。僕はどうしたらいいのか分からなくて、パーティーに戻りました。何が起こっているかなんて知りたくなかったんです。
僕は間違いを犯しました。わかっています。だからここに父の髪の毛を持ってきました。これを使ってまたDNA鑑定してください。」

専門家1「実はもうあなた方の父親:ラウルとの鑑定もしてあります。結果は、99.9%以上の可能性で彼が子どもの父親です。」

アマンダ「そんな…レイプされていたなんて知らなかった…私はずっとカルロスとしていたんだと思っていたのに…」

専門家2(警察っぽい)登場

裁判官ポロ「この事件はテキサス州で起こったことですけどレイプ事件として扱われますよね?」

専門家2「そうですね、カルロスは直接レイプをしたわけではないですがそのきっかけを作ったという罪になります。この場で逮捕したほうがよさそうです。」

カルロス「なんで?納得できない」

ペドロ「アマンダ、君に言いたい。僕はあのパーティーで間違いを犯した。それば僕の責任だ。それに、僕は君を愛している。子どもの親が誰であろうと。もし君がよければ、僕は君と結婚できる。お金や仕事の面でも協力することができる。」

アマンダ「ペドロとの結婚も考慮に入れてもう少しよく話し合いたい」

裁判官ポロ「じゃあそうしてください。これにて閉廷!」

※カルロスはしっかり警察官っぽい専門家2に腕を掴まれて退場。

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posted by ヤナ at 06:03| Comment(0) | caso cerrado | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

caso cerradoという番組が死ぬほど面白い



caso cerradoという番組が最近のお気に入り。スペイン語の番組なのでスペイン語のリスニング練習にもなる。

caso cerradoとは「閉廷」という意味。「これにて閉廷」というような訳し方のほうがいいかもね。
何を扱っているかというと、まあそのまんまだけど、とても複雑だったりややこしかったり悲惨だったり残酷だったりする身内で解決できそうもない一般人の紛争をテレビの場で裁いてもらおうって番組。
いやあね、この番組おそらくアメリカで制作されてるんだけど、いかんせんスペイン語喋る人って世界にめちゃくちゃ多いので(アメリカ国内でも20%ぐらいがヒスパニックって聞いた気がするよ、スペイン語流暢に話せるかは別として。英語混ぜながら話してる人もいるし、スペイン語ネイティブじゃないんだろうなって文法や発音で喋る人もいるし。)そんなこと現実に起こるの???みたいなケースがたくさんあるんだよね…
ドロドロしたものから急展開とかどんでん返しとかさ。
めっちゃ面白い。

スペイン語学習中の人にこれおすすめなんだけど、その理由は内容が面白い上に色んな訛りのスペイン語が聞けること。アメリカに移民した各スペイン語圏のスペイン語と英語訛りのスペイン語が聞けること。まあスペイン語中級向きだと思う、単語も話すスピードも訛りノ聞き分けも。

私あんまりスペイン語で動画とか見れない質で、っていうのはスペイン語学習者用だと内容がつまんない(※私の主観)が多くて興味持てなくてやめるってパターンなのよね。
子供向けアニメーションとかもさ、内容面白くなかったり出てくる冗談と肌が合わなくて面白くなかったりしてさ。

でもcaso cerradoは見れるし、たくさんキャプチャーあるから最高。1話だいたい15〜30分ぐらいだし。

でもスペイン語分からない人は見てもわからないと思うので、ブログのネタにもなるし私が理解したものを時々書こうかなと思う。
ドロドロしててすごいよ。
ヤラセって噂もあるけど、ヤラセでもヤラセじゃなくても面白い。というかスペイン語圏が広すぎて実際存在しうるなと思わされる部分もある。

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posted by ヤナ at 04:20| Comment(0) | caso cerrado | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする